事務の合理化やリストラをしなければ、会社が生き残れない時代なのです。したがって、単純な事務職やお茶くみ的仕事での採用は、相当減少しているということです。短大の場合は、今まで次のようなパターンが多かったのです。○○短大英文科卒→○○商事一般職(事務職)で入社というパターンです。四年制女子大か、短大かという選択は、卒業後の就職問題と授業料等の経済的な問題が大きいと思います。専門学校生(二年制または三年制)の就職が比較的好調なところを見ると、二年間で何を学ぶかというところに帰着すると思います。二年間で即戦力を身につければ、だらだら四年間勉強した人よりも優位に立つことができます。事実、企業のトップの方々も、四年制だ短大だと区別はしていないと言います。一流企業の中には短大の採用を一切していない会社もありますが。二番目の経済的問題は、個々に考えてもらわねばなりません。
子どもの教科書を見ると、この程度の勉強でいいのだろうかと、つい心配になる、授業参観に行けば、席を立ってうろついている子がいる……、小学校の勉強に不安が募り、塾に通わせた方がいいのではないだろうか、そんな気持ちになっているお母さんも多いのではないでしょうか。中学受験する場合は、小学校四年生から通い始めるというケースが多くなりました(三年生の二月が新学年という塾が多い)。小学校で学習する内容が減っているのに、入試問題のレベルは易しくなっていないこと、また年々四教科(関西は三教科もあり)で試験を行う学校が多くなっていることから、受験勉強を一年・二年やるだけではとても間に合わないという事情があるからです。
受け売りは、一般的に悪い印象がありますが、利用価値のあるものなのです。というのも、たとえ受け売りであったとしても、人に話す以上は、わからないこととわかっていることをはっきりさせないといけないので、本の内容の理解を深めるよいトレーニングになるからです。また、自分で理解することと、それを人にわかるように説明するのは話が別です。これは子どもに勉強を教える場合、簡単な算数の計算でも、子どもに教えるのは大変なのと同じです。一度、自分で理解したことを自分がわかるために復習し、さらに人にわからせるために復習しながら、わかりやすい形に理解を修正していきます。こうして繰り返し勉強することで、より確実に内容を把握するのは、きわめて有効な復習術の一つです。また、記憶のシステムの特性上、大人になるほど、体験をともなわない知識は身につきにくくなります。単純記憶型の棒読みの復習ではなかなか覚えられないということです。エピソード記憶が優位になるのですから、当然のことといえますが、このような形で発表の体験をすれば、より記憶がしやすくなるのです。