1980年代末、太陽電池が一般家庭向きの太陽光発電(参考サイト→http://taiyokeikaku.co.jp/)システムとして実用化される段階になっていた。しかし、普及のためには大きなキーポイントが三つあった。一つ目は、電気事業法の制約である。電気事業法では、30V以上の発電所を設置するには通産大臣の認可を必要としていた。またシステムの運営と維持のために電気主任技術士の資格を持つ者がいなければならなかった。一般家庭で発電するということを全く考慮されていない法律だから仕方ないのだが、これでは一般の人が自宅の屋根に太陽電池を設置するために、いちいち資格をとり、許可をとらなければならないことになってしまう。二つ目は、太陽光発電システムがまだまだ高いことである。1990年代初頭、一般家庭用の太陽光発電システムには3kwで600万円であった。これではよほどの金持ちで、なおかつ物好きでなければ買うことはできない。そして、三つ目が「逆潮流あり」の系統連系である。